水田が続くような東北の田園地帯

2012.01.07

どこまでも水田が続くような東北の田園地帯では、ふっとさもない定食屋に入っても、ともかくメシが旨いというのは感動そのものである。なお、液体のお米、わけても地元の銘酒に目がない人もたくさんいるが、1杯はサイクリングが終わってからということにいたしましょう。宅配便で送ってもらうという手もあるでしょうから。蕎麦が好きな人も、なかなか含蓄のあることを教えてくれることが多い。食べ方の流儀にすでに深みがある。蕎麦を食べるために遠出して、いつもは車で乗りつけるところを、今日は自転車でというのも粋じゃないか。

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岐阜県の飛騨地方など、もうともかく漬物が旨い。漬物を肴に飲み交わすこともある土地柄なのだ。古都高山をスローサイクリングする機会があったら、ぜひどこかでご試食を。もぎたての野菜や果実が美味しいのは誰もが知っているけれど、ある秋の日に、仲間とともに長野県飯田市郊外の旧道を走っていたとき、農家のおじさんがくれた林檎の味が忘れられない。新潟県の東頚城丘陵を走ったあと、十日町市にある知り合いの農家にちょっとご挨拶に伺ったら、湯がいたばかりの「いとうり」を出してくださったのも強く記憶に残っている。山の幸のほうから話を始めたけれど、海の幸、川の幸にもその土地でなければ、というものが無数にある。





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